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故郷「アストルティア」への想い

例年以上に熱く感じる夏。「暑い」ではなく「熱い!」です。そしてそんな熱い毎日を頑張った人達を癒やす為のご褒美がそう、みんな大好き夏休み。


夏休みの計画を立てていると、ふとこれから帰る故郷のイメージが脳裏をよぎります。友人の姿や家族の姿、あの日走った懐かしい町並み。そこにある郷愁の念、憧憬。何処からかくる切なさ。すっかり足は遠のいちゃったけど、けど心の中にはしっかりと焼き付いている故郷の風景。不思議なものです。





皆様は「サウダージ」という言葉をご存知でしょうか。ポルノグラフィティさんの名曲からこの単語を知った方も多いかもしれません。「サウダージ」という言葉は実はポルトガル語の単語。意味は「郷愁、憧憬、思慕、切なさ、愛」といった複雑な感情が織り込まれている、日本語にはピッタリとくる単語がないという不思議な言葉。


里帰りすると、そこではいつもその時期に開催されるお祭りがあります。昔はなんてこと無い光景って思っていたけど、今見るととても賑やかで楽しくて、でもどこかしら甘く切なく、そして郷愁に駆られる気持ち。離れた故郷であっても何処か心の底に残っている郷土愛なのです。





サウダージ。ティアフェスの終わった会場を眺めながらそんな気持ちに駆られました。


ティアフェスにご来場下さった方々は今もなおアストルティアにインして、強敵と戦ったり、素敵なドレアに身を包んだり、驚くようなハウジングを作ったり、プレイヤーイベントを楽しんだりする人が多くを占めていると思います。


けど、全ての人がそうではないということも理解しています。11年っていう年月は重いです。

生活様式がガラッと変わってすっかりインが遠のいてしまった人。別の世界の冒険に魅力を感じて旅立った人。そんな方々も多いかと思います。けど、何処かしら心に残る故郷への愛。望郷の念に駆られて「ティアフェスがあるんだ…なら久しぶりに帰ってみようかな」と足を運んでくださった人達も多かったかと思います。


そしてそんな事情の異なる皆様であっても、心の根底には「自キャラにとっての故郷であるアストルティアが、もっと楽しく皆に愛されるものになって欲しい」という想いあるのではないでしょうか。


共に同じなのです。そこに残るのは故郷への想い、郷愁、そして思慕と愛情。





今年のティアフェスも無事閉会に至ることが出来、そして多くの人の支えによって熱気に包まれたお祭りとする事が出来ました。本当にありがとうございます。

先に述べたように、このお祭りの原動力は参加した皆様の根底にある「自キャラにとっての故郷であるアストルティアが、もっと楽しく皆に愛されたものになって欲しい」そして「アストルティアってこんなに楽しい世界なんだよ」っていう気持ちだったのではないでしょうか。


その気持ちがティアフェスという場を介して共有出来た事、そして多くの人に向けて発信が出来た事。それが何より一番のこのお祭りでの成果であったと、私は思います。


願わくばこの熱気ある発信を見た人が


「DQ10ってなんてプレイヤーが楽しそうに遊んでいるゲームなんだろう」


って思ってくれて、少しでも手にとってプレイしてくれるようになってくれれば、それはとても嬉しい事です。





改めまして、ご来場下さいました皆様。そして開催に際して多大なるご尽力を賜りました皆様。


本当に本当にありがとうございました!


皆々様にお礼申し上げます。


私達にとっての故郷であるアストルティアがレベル11から先もまだまだレベルアップしていく事。そして皆様にとっての各々のステージでの冒険の旅路が幸せに満たされたものになっていくこと。心よりお祈り申し上げます。


これからの冒険の旅路、皆様また何処かでお会いできれば幸いです。


meir.

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