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Making of TiaFes vol.7 コミュニケーション

こんにちはエイミーです。

いよいよ最終回です。ここまで読んでくれてありがとう!



Making of TiaFes ここまでは主に「仕組・役割分担」についてお話をしてまいりました。今回はさらに踏み込んで、実際にどのようにスタッフサイドの運営をやっているかについて、主に「コミュニケーション」という切り口でお伝えしたいと思います。

そして、同時にこの部分はエイミーが一番できてないことでもあります。自戒の意味も込めてここに書き記しておきます。


まず、日誌フェス時代からのスタッフ間の主なコミュニケーションツールの変遷をみていきます。IT環境の変化と共に、随分スタッフの情報伝達のしかたも変わってきました。



いやあ、なんといいますか、振り返ってみると、「よくやってたなww」という感じがしますね。手紙でのやりとりとか、割と無茶ですよね・・・。今でこそ、リアルビジネスの世界においても「非対面」「リモート」が浸透しているので、一度も顔を見たことない人とプロジェクトを進める事は割と普通になってきていますが、当時はそのような経験もノウハウもなく・・・。すべて手探りで進めていた感じです。


参考:日誌フェス当時の手紙


現在のティアフェス「スタッフサイド」の運営は以下のようになっています。


①スタッフサイド内で、ミッションごとに2~5名程度に班分けしてTwitterDMグループを作成。ミッションの大筋の決定権はグループにある前提で議論を進めます。小さいグループで機動的に話を進めていくことで、深く・早く結論に到達させるようにしています。


②グループ内でアイデアが固まった段階で、スタッフサイドの全員に共有。意見をもらってブラッシュアップ!


③上記①②を数回繰り返し、結論を導きます。意見が分かれるようなことがあれば、エイミーが判断し、議論を停滞させないようにしています。


特に大切にしているのは2つです。

議論を行うのは最少人数で

実際に会って話し合えるわけではないので、複雑なコミュニケーションは難しいです。特に大人数が議論に参加すると収拾がつかない。

判断すべきときに、はっきりと結論付ける

お互い顔を見えないなかで進めていくので、意見と感情の違いが見えにくいです。なので、煮詰まってきたらズバっとエイミーが結論を出すようにしています。決断に対する責任はエイミーが負ったうえで、決定したら全員で取り組む。この姿勢を大切にしています。


もちろんリアルのお仕事でも大切なことだと思います。ティアフェスの運営は相手の表情が見えず(音声の)会話もないからこそ、特に意識するようにしています。という感じです。

実際はうまくいかないことも多いです・・・




そして「当日スタッフ」の運営においては、資料による伝達をメインにしています。


①スタッフマニュアルや、IFプランを事前にTwitterDMで共有して、あらかじめ読み込みをお願いしています。資料はあまり「お仕事ちっく」にならないように、フォーマット少しファンシーにしたり、画像や表を活用し、少しでもとっつきやすくしています。(しようとしています)


②そのうえで、DM上で疑問点を解消しています。個別の対応ではなく、全体に質問を共有することによって、同様の疑問や目線を吸収できるメリットがあります。


③実際にアストルティア内でミーティングを行うときは、すでに全員が同じレベルで理解が終わっているため、コミュニケーションや雑談に時間をあてることができます。


特に大切にしていることは、資料に思いを乗せることです。

どうして、そういうことをやるのか、エイミーが大切にしている価値基準はなんなのか。長くなりますが、説明するようにしています。思いを乗せると重くなりがちですが、これも限られた時間の中でやるべきことなので大切なことだと思っています。






Making of TiaFes 最終回は、最も難しいと感じている「コミュニケーション」について、特にエイミーが気を付けていることをお伝えしました。エイミーはフェスを運営するにあたって、「たかがゲーム、されどゲーム」という考え方を大切にしています。エイミーはオンラインゲームはヒトとヒトとのコミュニケーションツールだと思っています。画面の向こうにいるのは、自分と同じように感情があり、その日の気分があるプレイヤーなんですよね。だからこそ、人として接することがとても大切だと思っています。(もちろん、リアルをダメにしてまでやることではない!という意味で、たかがゲームと割り切ることも必要だとも思っています。)

コミュニケーションって難しいですよね。それを顔が見えない、声も聞こえない形で成し遂げようとしているわけですから、簡単なわけはない。いろいろと「わかってる風」なこと書いてきましたが、今まで、たくさん失敗もしてきました。傷つけたり、悲しませてしまったこともあることわかってます。そしてエイミーもつらいこともあります。

だからこそ、それを乗り越えて、フェスが実施され、来場者のみなさまが楽しんでいる様子が見れると、最高な気分になります。


もし、Making of TiaFesのブログ記事が、誰かのなにかに届いたならばとてもうれしいです。


7月30日、ティアフェスでお待ちしています!


エイミーのブログシリーズは切り口を変えて、もう少しだけ更新される予定です。お楽しみに~


エイミー


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